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食べること

喉もと過ぎれば...。


時々、

食べて体の中に入っていった食べ物のことを想像して、

胃の中はドボドボと混ざり合った状態で、
きっと味も形もあったもんじゃないんだろうなと思うと

おいしい食べ物も
高い値段の食べ物も
一緒くたに思えて

なぜこんなにも"おいしい"ってことを
気にかけなくてはいけないのかと、

ただ舌の上の幸せのために
不思議なことだなと、

ホント時々

身も蓋もないことを
思ったりするのだ。
| 日々。 | 23:55 | comments(0) | trackbacks(0) |
冬らしい冬が来た

暗いのに明るい雪のある夜

ビュォーっと電線を鳴らす強い風が

空のチカラを頭の真上で誇示し

歩くとカリカリと凍った足元は音を立て

キーンと冷えた空気は容赦なく体温を奪っていく。


待っていた。


やっと冬らしい冬が、やって来た。
| 日々。 | 23:55 | comments(0) | trackbacks(0) |
種を蒔く


やぁやぁ

なんて言いながら不意に会った知人と

ラーメン屋で企画の種が生まれる。


どうもどうも

なんて言いながら初めて会った人と

やりたいことの方向性を共有する。


結果、カタチになるは、

お互いの努力と運か。



あ、こんにちは、こんにちは。

またなにかが始まる種が撒かれた。


| 日々。 | 23:55 | comments(0) | trackbacks(0) |
感覚がズレている

枯れて落ちた葉っぱが、

腐ってジトっと茶色に。

僕はそれをウットリと眺めている。


美しい


その感覚が、

そのほか色々、一般的な美意識からズレているのに

気がつくのに大変時間がかかった。


いや、今でもその調整をしているようなところがある。

まったく...

いきづらいったらありゃしない。
| 日々。 | 23:50 | comments(0) | trackbacks(0) |
会いに、確かめに、

タバコを供えて

消えるまでそこにいる。


少し遠いところにあるから

近くを通った時だけ寄れる。

前に来た時から2、3年経ってしまった。


横の彫られた文字を見たら

彼が亡くなったのは21才の時だった。
(難病であっという間にいなくなってしまった)


彼はその時に時間が止まったまま、

僕らこの世の時間は、
その倍くらいも過ぎ去った。


時間の感覚がどんどん変わっていくから

僕は、ここに来るとタバコ1本分、その時間を確認する。


今回は...

随分と長い時間に感じられた。


数分だけいて、

ウソみたいな快晴の元、

目的の町へ


その場を後にした。

| 日々。 | 23:55 | comments(0) | trackbacks(0) |
特異点

目の前の景色は

ここにいる自分たちだけにしか
見えていないはずなのに

グーグルマップを見ると

見えない盛大な仕組みの元
ここがどこなのかが表示されている。


ここで起こっていることも

なにかで検出されて撮影されて
見られているのかもしれないと

何もないはずの木々や公園にすら

疑念を持つようになってしまった。


どこでなにが起こっているのか

遠くのことも知らない人のことも

全て知りたかったのだ。

寂しがりの人類たちは。
| 日々。 | 23:55 | comments(0) | trackbacks(0) |
どこかへ眠り

夜、仮眠。

きっと短い夢を見ていて。


ハッと目が覚めると

一瞬、場所も時間も分からない。


きっとどこかに行っていて


バッと落ちて

夢から帰ってきたのだ。


意識が、この世のしがらみから。

夢のうつし世から。



はて...

ここはどこだったか。
| 日々。 | 23:55 | comments(0) | trackbacks(0) |
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