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時間が散らばっている

河口。

川と海の交わるところ。


ここがいいのは

流れのたゆたう感じが落ち着くのと

あとは漂着物が多いから。


丸い小石

白い流木

色あせたプラスチック

どれもそれぞれ経過してきた時間を内包している。


だから

全部集めて持って帰りたくなるんだ。
| - | 23:55 | comments(0) | trackbacks(0) |
いつかの頃の記憶

見かけることの少なくなった

コンクリートで固められていない

水の流れるドブを見て


懐かしさと共に

不思議な感情におそわれた。


なんだろう
小さい頃の自分に出会ったような

そんな感覚だ。


こんなドブがどうなろうと

多くの人には関係のないことかもしれないけれど

僕には、時々これを見に来たいなぁと思えるほど

大切なものを見つけたような

そんな気持ちになったのだった。
| 日々。 | 23:55 | comments(0) | trackbacks(0) |
心解け

そう

長く眠っていたのかもしれないし

一瞬目を閉じていただけかもしれない。


でも、僕の目の前には
見たことのない景色が広がっていたから

時間がずっとたっていたのだと

しばらくたってから気がついた。


ドーンと重苦しい白い塊が

ゆっくりと輪郭を後退させていく

それとともに僕は身体の感覚を思い出し
ていった。


白い塊、それは雪だった。

僕はその下に埋まっていたのだ。


それは冷たかった。

そして光は温かい。


「これは春というやつか...」


また少年の

あてのない旅が始まった。
| ある少年の旅物語 | 23:55 | comments(0) | trackbacks(0) |
踊れムーブメント

これから起こるであろうムーブメント

これから起こさねばならぬムーブメント


その始まりの近くにいながら、

僕にはなにができるのだろうかと

どうしたら広がるのだろうかと

構想をふくらませる。


まだない道筋をみんなで語り合う、

お酒とおいしいお料理の会。


さぁ、秋田で踊れ。

「踊る。秋田」*
| 日々。 | 23:55 | comments(0) | trackbacks(0) |
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